2023/01/08 14:28
ブランドマネージャーの谷本美花です。
皆様明けましておめでとうございます。
アメリカの某有名下着メーカーの株価が44%暴落した問題で、
いわゆる「モデル体型」のモデルのみでのPRを「多様性」を重視した色々な体型・人種を採用したPRに切り替えたことが
原因ではないかとSNS場などで一部話題になっているのを目にしました。
「多様性を認める」というのはシンプルなようで複雑な概念で、一歩間違うと「王道ではない考え方・あり方」を尊重するということばかりが注目されます。
個人的には「多様性」というからには、マジョリティの考え方もマイノリティの考え方も優劣なく尊重されるべきだと思いますが、
時に「常識を壊す」ことが目的になってしまって、マジョリティの考え方が間違えであるような文脈になってしまうこともあると感じています。
自分が選んだチョイスが「超王道」「ミーハーっぽい」ものであっても、「たぶん私にしかわからない」「多分嫌いな人が多い」ものであってもどちらも恥じることなく選べる世の中が本当に「多様性」を尊重した世の中なのではないでしょうか。
本当に好きなもの、本当に好きなこと、それを「自分軸」で選べた時、人は心から幸せを感じられると思います。
自分軸で生きていくのは時に大変ですが、IPPUKUの時間がそっと背中を押すことができたらとても素敵だと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
谷本美花